増山 麗奈
増山 麗奈(ますやま れな、1976年12月25日ー)
日本の女性画家、映画監督、ジャーナリスト。芸術家、パフォーマー、作家、反戦・反原発の市民運動家と、様々な肩書を持つ。2016年の参院選出馬の際の肩書は「映画監督」としていた。千葉県千葉市出身。東京都日野市在住。東京芸術大学中退。一般社団法人「ユーラシア国際映画祭」代表理事(東京都日野市多摩平2丁目5-1)、「氷河期ネット」代表。映像・アート制作「アースアートファクトリー」代表。雑誌『ロスジェネ』『月刊タイムス』元編集委員。
1989年、千葉大学教育学部附属小学校卒業。1992年、千葉大学教育学部附属中学校卒業。1995年3月、日本大学習志野高等学校卒業。同年4月、東京芸術大学入学。2002年、東京芸術大学美術学部絵画科油画専攻中退。アーティストとしては、過激な路上パフォーマンスや、女性性(特に性的な面)を全面に押し出した作品群などで話題を呼ぶ。自伝『桃色ゲリラ』(社会批評社刊)を原作とした、子供時代からの再現ドラマを含めたドキュメンタリー映画『桃色のジャンヌダルク』(鵜飼邦彦監督)を制作。「人前で乳房をさらして行う母乳アートや、セクシャルな女性の肢体を描くネオ春画などで有名」とある。Yahoo!ショッピングに「増山麗奈ショップ」を開き、自作の絵画などの作品をインターネット上で販売している。
挿絵を担当した絵本『幼なじみのバッキー』(月曜社刊、企画・原作・作画指示・編集:澤田サンダー)が第10回岡本太郎現代芸術賞に入選。増山は「ちんどん屋の玉三郎」こと吉野繁と結婚したが離婚し、その後に戦場・環境ジャーナリストの志葉玲と再婚したが、2022年6月に離婚。2011年の東日本大震災と福島第一原発事故により放射能パニックとなり、ロサンゼルスへ避難しようとカンパを募ったが、結局関西へ自主避難。2015年12月まで兵庫県神戸市北区に在住していた。2016年の第24回参議院議員通常選挙に東京都選挙区から立候補するため、2015年12月に東京都日野市へ転居。2021年現在、日野市に在住している。祖父は日本社会党富山県本部書記長などを務めた増山直太郎。自身も2016年の参議院選挙に社会民主党公認で立候補したが、落選した。得票数は93,677票(1.51%)。増山は出馬時に、前回の参院選で東京選挙区から初当選した「生活の党と山本太郎となかまたち」の山本太郎の政治活動を評価していた。
略歴
1976年12月25日 – 千葉県千葉市に生まれる。
1995年4月4日 – 東京芸術大学油画科入学。
2003年3月8日 – アート集団「桃色ゲリラ」を主宰。20日、イラク戦争を非難する「World Peace Now」集会・デモにグループを率いて参加
2003年9月12日 – 東京芸術大学油画科中退。
2004年2月14日 – イラクのバグダッドでハニ・デラ・アリと共同制作[20]。
2006年5月23日 – 絵本「幼なじみのバッキー」で第10回岡本太郎現代芸術賞入選
2010年4月17日 – 自身を題材にしたドキュメンタリー映画『桃色のジャンヌ・ダルク』(鵜飼邦彦監督)公開。
2011年3月18日 – 東日本大震災と福島第一原発事故を機に、カンパを募り関西へ避難
2015年12月11日 – 社会民主党東京都連合、常任幹事会にて増山を2016年参議院東京都選挙区に「増山れな」として公認で擁立することを決定。
2016年7月10日 – 第24回参議院議員通常選挙に東京都選挙区から社会民主党公認で新人として立候補したが落選。
主な作品・出演
著作
桃色ゲリラ – PEACE&ARTの革命(社会批評社、2006年)
幼なじみのバッキー(月曜社刊)増山麗奈絵/澤田サンダー文
いかす!アート – No Warそしてエロ&エコの麗奈的アートエッセー(白澤社、2010年)
GIRLY POWER!(鹿砦社、2011年)
母親たちの脱被ばく革命(扶桑社・共著)
げんばくとげんぱつ(子どもの未来社・図書館選定図書)
雑誌編集
『ロスジェネ』(かもがわ出版)元編集委員
『月刊タイムス』元編集委員
映画
桃色のジャンヌダルク(鵜飼邦彦監督)
サダコの鶴~地球をつなぐ~(増山麗奈監督、アジア国際映画祭招待作品)
はじまりの日~ベーシックインカム元年~(増山麗奈監督、ロシア・アムールの秋映画祭 日本シネマデイズ参加作品)
ラジオ番組
増山麗奈のドラゴンジャーナル(多摩レイクサイドFM、レギュラー出演)
